◆ベーゴマは昭和の始め頃ビー玉やメンコと共に、日本中ではやった遊びです。床の上でベーゴマを廻してぶつけ合い、床の外にはじき出されたら負け。勝てば相手のコマをもらう事ができ。その賭け事的なスリルに少年たちは熱を上げ、腕を磨いたものでした。
◆ ベーゴマのルーツは古く、平安時代にバイ貝の貝殻にロウや鉛を詰めて廻したのが始まり。バイゴマが訛ってベーゴマになったとか?
◆ 鉄のベーゴマができたのは明治時代。戦時中にはガラスベーや素焼きの瀬戸ベーの代用品も作られたが、戦後復活し現在でも埼玉県川口市の会社でベーゴマが作られている。
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